似合わせカットってどういうもの？普段のカットとの違いや注文のポイントを紹介

似合わせカット

最近「似合わせカット」という施術が人気ですが、どのような内容なのかご存じでない方も多いでしょう。興味はあっても詳細が曖昧では、なかなか注文の勇気が出ないものです。

そこで今回は、似合わせカットの詳細や注文でのポイントを解説しました。この記事を読んで、はじめての似合わせカットを成功させてみてください。

似合わせカットは名前の通り「自分に合ったヘアカットをしてもらうこと」です。しかし、それでは普通のカットとの違いは分からない人も多いと思います。髪質や体格はさまざまなので、カットを個人に合わせるのはとても奥が深いのです。普通のカットと似合わせカットの違いを説明しましょう。

似合わせカットと普通のカットの違うところは「お客さまが自分で注文するか、美容師が診断してカットを行うか」になります。

流行の芸能人のような髪型をしたい人もいれば、職場の規則に合わせて派手な髪型ができない人もいるのです。そのためデザインカットでは、お客さまがなりたい髪型を自ら注文します。つまりデザインカットが、普段注文しているいつものカットなのです。

デザインカットと比較して似合わせカットは、美容師がお客さまひとりひとりの体を診断して、カットを行います。髪質だけに限らず肌色や骨格などさまざまなポイントに注目しながら、美容室独自のこだわりに基づいて施術するのです。

とはいえ、決して美容師が主体となって好きなカットをするのではありません。あくまでお客さまの意思や希望を尊重したうえで、丁寧にカットをします。

顔の形はそれぞれ異なるので、似合わせカットのときの大事なポイントです。一般的に、顔の形によって似合う髪型があると考えられています。

たとえば「丸形」の場合は、顔の縦横の長さがおおよそ同じなので、トップにボリュームを出した髪型にするときがあります。顔の形が「ベース型」なら、トップに高さを出したうえでバックにボリュームを出せば、抜け感が出せるでしょう。

とはいえ体格も個人差があるので、一概に全てのお客さまに似合うとは限りません。そこで、髪の毛の量や骨格などほかのポイントも押さえながら、個人に似合うカットをするのです。

似合わせカットの注文方法が分からない状態では、失敗してしまう可能性もあります。注文のときのポイントを押さえて、希望のヘアスタイルを叶えてください。

「全て任せきりにしていても、美容師が似合う髪型にしてくれるのではないか」と考えた人は多いと思います。しかし、似合わせカットを注文するときは美容師に任せきりにしないのが、失敗しないポイントです。

プロとはいえ、出会って数十分でお客さまが気になっていることを全て把握できるわけではありません。似合わせカットを成功させるコツは、お客さま自身がこだわりをしっかりと伝えることです。

お仕事によっては、必ずしも自分の好きな髪型ができるとは限りません。ライフスタイルや職場・普段の生活環境の雰囲気を把握できなければ、お仕事や雰囲気にそぐわない髪型に仕上がる可能性があります。

また、いつもは女の子らしいガーリーなファッションなのに、クールな印象の髪型に仕上がるかもしれません。大まかな業種や普段のファッションの傾向を伝えれば、美容師も配慮してくれます。

普段良く着る系統の服装で美容室に行けば、その系統に合う髪型を提案してくれるでしょう。逆に、気合いを入れすぎてほとんど着ない服装をしてしまうと、普段のイメージとは合わない仕上がりになる可能性があります。

似合わせカットを行う美容師とは、ライフスタイルまでしっかりシェアして満足のいく仕上がりにしてもらいましょう。

どのような雰囲気になりたいのかを伝えれば、美容師も提案しやすくなります。「可愛い雰囲気になりたい」「クール系を目指したい」など、ぼんやりとしたイメージでも問題はありません。

有名人などでなりたい雰囲気の人がいたら、「この人のようになりたい」でもいいでしょう。ぼんやりとしたイメージからどのように仕上げるかが、美容師の実力の見せ所です。曖昧な情報しかなくても迷惑にはならないので、ぜひ伝えてみてください。

お客さまが希望を注文するデザインカットとは異なり、美容師が診断を行って施術するものです。前述のとおり主役はお客さまなので、しっかりと自分の希望やライフスタイルを伝えましょう。上手に意思の伝達をすることが、似合わせカットを成功させるコツでもあります。

「Adatto」は似合わせカットが得意な、少人数制の美容室です。「落ち着いた空間で私服の時を」をコンセプトにしており、リラックスできる美容室を目指しています。はじめてのお客さまでも丁寧にヒアリングを行いますので、ぜひご利用ください。