リタッチカラーとはどんなもの?頻度やメリット・デメリットをご紹介

リタッチカラー

カラーリングを楽しむ人や、白髪染めをする人は多いものです。そんなヘアカラーを楽しみたい方にとって、リタッチカラーは重要な役割を果たします。この記事においてリタッチカラーはどういったものか、どのような人におすすめか、染める頻度やメリット・デメリットなどについてお伝えします。

リタッチカラーがおすすめの人は?

まずはリタッチカラーがおすすめの人についてです。リタッチカラーは根元のみのカラーなので、カラーリングや白髪染めの根元の落ち具合が気になる人におすすめです。

リタッチカラーは根元のみのカラー

リタッチカラーとは、根元のみを染めるカラーのことをいいます。カラーリングや白髪染めをして日にちが経過すると、根元部分から新しい髪の毛が生えます。リタッチカラーは、その伸びた部分のみを染めている色に合わせて染めるのです。

自分で染める人もいるものの前と同じ色にするなど、なかなか困難な技です。美容院でリタッチカラーをオーダーすると、前と同じ色に染めてもらえます。

プリンになるのが気になる人におすすめ

根元だけ地毛の色になることを「プリン」と呼ぶことがあります。頭のてっぺんは自分ではみえないものです。しかし自分よりも背の高い彼氏や夫に見られたら困ると思う女性は多いのではないでしょうか。そういった状態が気になる人は、リタッチカラーがおすすめです。

根元の白髪は気になる人にもおすすめ

白髪染めでも日にちがたてば、根元のみカラーが落ちてしまいます。白髪染めの場合は、トップに新しい白髪が混じった状態です。そういった状態が気になる人は、リタッチカラーがおすすめです。

カラーリング同様に自分ではみえない部分ですが、仕事で下を向いて書きものをしているときなどにみられてしまうことがあります。女性にとって白髪は気になるものなので、そうなる前にトップ部分を染めておくと安心です。

リタッチカラーの頻度はどのくらい?

リタッチカラーの頻度についてお伝えします。人にもよりますが、1~2ヶ月に1回が目安です。しかしセルフカラーを併用すると、美容院でのリタッチカラーを1ヶ月程度遅らせられます。

1~2ヶ月に1回

リタッチカラーを美容院でオーダーする頻度は、平均して1~2ヶ月に1回くらいというケースが多いのです。髪の伸び方は人によって異なりますが、平均的に1ヶ月に1~1.5cmといわれています。それを基準に考えると1ヶ月ほどたって根元をみれば、プリンになっていたり白髪がみえていたりするものです。

そういった状態の際に美容院でリタッチカラーを施すと、気になる部分が修正されるでしょう。美容院によっては、トリートメントをしてくれます。トリートメントで髪の毛に栄養が行き渡り、まとまりやすいヘアになるでしょう。

セルフカラーでのリタッチカラーも併用すれば美容院を1ヶ月延期できる

1ヶ月や2ヶ月で美容院に行くのはためらうという人、忙しくて美容院に行く時間がないという人もいるでしょう。その際にはセルフカラーで行うリタッチカラーを併用すれば、美容院に行く頻度を1ヶ月延期できます。

セルフカラーで行うリタッチカラーのポイントは、頭頂部の第1線とおでこの生え際、顔回りです。ここをしっかり染めましょう。産毛を染めるには、マスカラのブラシにヘアカラー剤をつけるとやりやすいのです。白髪染めクリームやカラー剤を塗って時間を置くときには、ティッシュやキッチンペーパーなどを塗った部分に湿布しておくときれいに染まります。

また髪が傷まないように、トリートメントで保湿することも大事です。担当の美容師さんとも相談して、セルフカラーと美容院のリタッチカラーを調整しましょう。

リタッチカラーのメリット4つ

リタッチカラーのメリットを4つご紹介します。経済的なことやフルカラーよりも時間がかからないこと、根元が気にならなくなること・ダメージを避けられることです。

根元のみなので経済的

フルカラーで染めるよりも、根元のみの方が経済的です。1~2ヶ月ですと、毛先部分はまだカラーが落ちていないので、染めなおす必要はありません。

料金は美容院によって異なりますが、フルカラーより安くできます。染める根元の長さやカラー剤によって料金が決まるでしょう。

フルカラーよりも時間がかからない

リタッチカラーはフルカラーより染める長さが短いため、時間がかかりません。目安は1時間から1時間半くらいなので、美容院の後に予定を入れられるでしょう。

流れはカウンセリング→シャンプー→リタッチカラー→シャンプー→スタイリングという、パターンが一般的です。余り時間がないときなどは、相談次第で時間調整してもらえます。

根元を気にしなくて済む

とくに白髪染めをしている女性は、白髪が少しでもみえるのが気になるものです。しかしリタッチカラーを定期的に行えば、根元のカラー落ちが気にならなくて済みます。プリンにならない白髪のない髪の毛でいられるのは、うれしいものです。

ダメージを避けられる

リタッチカラーは、根元部分のみです。毛先部分には塗らないので、カラーによるダメージを避けられます。ダメージが気になる人は、美容師さんに相談してリタッチカラーの際に、トリートメントしてもらうのもおすすめです。

リタッチカラーのデメリットふたつ

リタッチカラーのデメリットは、前と同じ色が出にくいときもあること、毛先が色落ちしたようにみえることです。

前回と同じ色が出にくいときもある

とくに白髪染めのリタッチカラーは明類雰囲気の色だと、前回と同じ色が出にくい場合もあります。しかしそういったときは、美容師さんが調整してくれるでしょう。髪の状態によっては、フルで染めた方がきれいになる場合もあります。

毛先がそのままなので色落ちした感じにみえる

リタッチカラーですと毛先は染めないので、全体的に色落ちしたようにみえることがあります。

毛先の色落ちは、日にちがたつごとに気になるものです。人にもよりますがリタッチカラーのみでなく、ときにはフルカラーも入れると色落ちのないきれいな髪でいられます。美容師さんともよく相談してみてください。

まとめ

リタッチカラーはカラーが落ちた髪の根元のみを染めるヘアカラーです。プリン状態や白髪が気になる人におすすめといえます。1~2ヶ月の頻度で染めるケースが多いものの、セルフカラーを組み合わせれば美容院で染めるのは3ヶ月に1回くらいでも大丈夫です。美容師さんと相談して、フルカラーと併用しながらリタッチカラーを楽しみましょう。

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